【ポートフォリオ】年代別リスク許容度と自らのポートフォリオ構築について振り返ってみる
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はじめに

現在、私のポートフォリオはほとんどが米国株および米国ETFが占めています。

2019年8月末のポートフォリオは先日記事にした通りです。

自分なりには様々な理由があってこのポートフォリオに落ち着いたので今となっては何とも思っていないのですが、客観的に見るとかなり偏ったポートフォリオとなっています。

なぜこのようなポートフォリオに落ち着いたのか、また一般的にはどのようなポートフォリオが推奨されることが多いのかについて記事にしてみたいと思います。

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かつて私が構築しようとしたポートフォリオは?

ポートフォリオとは?

投資をするようになってから「ポートフォリオ」という言葉をなんとなくわかったつもりで使っていますが、きちんと調べたことがなかったので一応調べてみました。

ポートフォリオ【portfolio】

(紙挟み・折鞄の意)

①投資信託や金融機関など機関投資家の所有有価証券の一覧表。

②資産運用の際に、価格変動リスクを分散するための有利な銘柄の選択。ポートフォリオ-セレクション。

広辞苑より

折鞄とは書類入れ用の鞄で、もともとはこのような鞄のことを指す言葉だったようですね。

最近は、「ブリーフケース」と呼ばれることが多いでしょうか。

リスク資産と安全資産

本格的に投資を始めるときに悩むのは、「"何を" "どれくらい" 購入すればいいのか」ということだと思います。

初めての投資としては、まずは株を少額から購入し始める方が多いでしょうか。

その後、知識を得ていくにしたがって、株への投資額がどんどん増えていくといったパターンが多そうです。

「株は儲かる」というウワサから投資を開始する人が多いため、どうしても株に偏りがちですね。

しかし、当たり前ですが、株はいわゆる「リスク資産」であることを知っておく必要があります。

つまり元本は保証されていないため、大きな損失を出す可能性があるということです。

一方でいわゆる「安全資産」とされるものの代表としては「債券」があります。為替の変動リスクを除外すれば原則として元本は保証される場合が多い資産です。

ブログを始めてからTwitterも始めたのですが、「債券」の話が出てくることが本当に少ないんですよね。

他のブログで公開されているポートフォリオに「債券」や「債券ETF」が入っていることも非常に少ないi印象です。

私が米国株クラスタに属しているため当然なのかもしれませんが、これはリーマンショック後、株式市場が好調であり続けたことがかなり影響しているのではないかと考えます。

よく推奨されている年代別ポートフォリオとは?

巷でよく推奨されている年代別ポートフォリオというものがあります。

誰が言い出したのか、根拠がどこまであるかはわかりませんが、よく推奨されているポートフォリオで有名なものとしては、「年齢と同じ割合を安全資産に振り分ける」という方法です。

つまり以下のように資産を振り分けていくという方法です。

20歳30歳40歳50歳60歳
安全資産(債券など)20%30%40%50%60%
リスク資産(株など)80%70%60%50%40%

根拠としては、年齢を重ねるごとに残された時間が減っていくためリスク許容度も減っていく、ということにあるようです。

若いうちは、たとえ暴落によって資産が激減しても、それを取り戻すだけの時間が十分にあるということです。高齢になってから暴落が来た場合は、損失を取り戻すための時間があまり残されていないので、取り返せないような損失を出さないために安全資産の割合を増やしていくということですね。

あとは、これも理由が根拠となっているようないないような印象ですが、上記の方法に加えて国内と海外の資産を半々にするという方法です。

つまり以下のような方法です。

20歳30歳40歳50歳60歳
国内債券10%15%20%25%30%
海外債券10%15%20%25%30%
国内株式40%35%30%25%20%
海外株式40%35%30%25%20%

これに関してはもっと根拠が乏しいような気がしますね。

「日本で生活するのだから」という理由で国内:海外=50:50ということらしいです。なぜ50:50なのかも含めて根拠としてはちょっと希薄なような気がします。

しかも現在の日本国債の利回りの低さは異常ですので、「投資先」としてはちょっと選択しづらいです。

投資は自己責任ですし、ポートフォリオの構築に関してももちろん自由です。

ただ、巷ではこういうポートフォリオが推奨されていることが多いという事実は知っておいて損はないと思います。

私はなぜ現在のポートフォリオを選択することにしたのか?

実はかつて私は、この一般的に推奨されている通りにポートフォリオを構築しようとしたことがあります。

その名残りが、現在のポートフォリオにも残っている米国債と豪国債です。

年齢と同じ割合で安全資産に投資し、また国内:海外=50:50で、ポートフォリオを構築しようとしましたが、以下の理由で現在のポートフォリオを選択することにしました。

理由
  • 妻が日本株投資をしていること。
  • 日本国債の利回りが低すぎること。
  • 日本株式の未来に不安を感じていること。
  • リーマンショックの経験から、再び暴落が来ても長期的にホールド&新規投資を継続する自信があること。
  • たとえ私の代では最終的にマイナスとなってしまったとしても、子どもがノウハウとともに相続してくれればそれでいいと思っていること。
  • ポートフォリオ以外に学資保険も準備していること。

まずは、国内外の分散についてです。

まずは、妻が日本株投資をしているため、夫婦としてはある程度分散できているのではないかということです。ただ、お互いの投資については干渉しませんので、投資額がどれくらいなのかは全く知りません(笑)

私自身が日本の株式にも債券にも投資していないのは、債券の異常な状況や株の今後の見通しが立たないことです。日本国債を含む債券に関しては、利回りがあまりに低すぎるため投資先としては選択肢に入れづらいです。また、短期売買ではなく長期にわたる投資を行っているため、急速に市場が縮小していくであろう日本における株式投資はどうしても私は躊躇してしまいます。

あとは、毎月日本円で給料が支払われているため、いつでも日本円の資産を増やすことが可能ということは大きいですね。円高が進めば相対的に価値の高い資産が毎月入ってくることになるわけですし、円安が進めば保有しているドル建て資産の価値が増えるわけです。ただ、他通貨に比べてドルも円も暴落するケースは想定していないのが弱点かもしれません。

次は、リスク許容度についてです。安全資産とリスク資産の割合をどうするかということですね。

私のポートフォリオは、40代にしてはかなりリスクをとったポートフォリオになっています。これはもうメンタル面の影響が大きいです。

20~30代の方々は近いうちに暴落が来て資産が激減したとしても、取り戻す時間はたくさん残されています。しかし、40代以上はなかなかそうはいきません。50代くらいに予想もできないような大暴落が起きてしまって、減った資産が回復することなく老後を迎える可能性もあるからです。

ただ、私は割り切ることにしています。資産を増やすためのポートフォリオを構築する以上、万が一そのような状態になっても仕方がないと思っています。それが「リスクを取る」ということです。

リーマン・ショック時の経験から、同じような暴落が来ても長期的にホールド&新規投資を続けていく自信がありますし、また結果的に自分の代で資産を増やすことができなくても、私のノウハウを受け継いで子どもが20代から長期投資を行うことができればそれでいいとも思っています。ただ、その場合は配当金生活やアーリーリタイアを実現できなかったということなのでブロガーとしては残念ですけどね。

リーマン・ショック時の経験は以前に記事にしています。

最後は、学資保険についてです。正式にはポートフォリオには入れていませんが、学資保険も一応は安全資産に入る資産です 。最近ジュニアNISAを学資保険代わりにすすめている記事やコメントをよく見かけますが、学資保険もデメリットばかりではありません。

保険会社が倒産しない限りは元本割れのリスクがないというメリットはもちろんですが、私が学資保険に加入した理由の1つは生命保険代わりになるということがあります。親である契約者に万が一のことがあった場合、以降の保険料の支払いが免除されるからです。すべての学資保険がそうなのかはわかりませんが、この特約が付いている学資保険がほとんどと思われます。

ただ教育費はどれだけかかるか予想できないので本当に難しいですね。いくら学資保険を準備していてもそれを超える費用がかかる可能性も十分にあるため、今後の新規投資額に影響していく可能性は否定できません。

まあこれも割り切って、子どもがいつか経済的に自立してくれさえすればいいかと思うようにしていますけどね。

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まとめ

今回は、一般的に推奨されている年代別のリスク許容度と、安全資産やリスク資産を組み合わせたポートフォリオについて記事にしました。

米国株ブログや、米国株についてのTwitterにおいて、「米国株へのフルインベストメントが当然!」みたいな風潮があるので、お節介ながら記事にしてみました。

色々書きましたが、最終的にポートフォリオを決めるのは自分しかいません。

ただ、やはり投資する以上は、リスク資産には元本割れするリスクがあることはもちろん、自分はどこまでのリスクを許容することができるのかについても把握しておきたいですね。

リスク許容度は、年代、家族構成、収入などによって異なるはずです。

また、投資家それぞれの性格によっても異なると思っています。

だからこそ、特定の情報ばかりに流されず、広く情報収集することが必要と考えます。

リスク資産にばかり投資していると、暴落時には資産だけでなく精神的にもかなりのダメージを負うことはは避けられません。

「暴落時は絶好の買い場」と頭ではわかっていても、実際に行動するにはそれなりの精神力と行動力が必要です。

実際、同じく投資していてリーマンショック時に大きな損失を出した友人と、「買うなら今だよね」とリーマンショック直後に話していましたが、「でも今は買う気起こらないよね…」とも話していました。(そう言いながらもしかしたら友人は買い始めていたかもしれませんが…)

このブログ内でいつも言っていることですが、投資に正解はありません。

投資は自己責任です。

ただ、自己責任であるからこそ、きちんと情報収集をすることが非常に大切であると考えます。

自分のバックグラウンドや性格を踏まえて、もう一度ポートフォリオを見つめ直してみるのもいいかもしれません。

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