マイクロソフト[MSFT]Q4決算からの掘り下げ2〜LinkedIn(リンクトイン)について〜
QuinceMedia / Pixabay
スポンサーリンク

はじめに

2019年7月18日にマイクロソフト[MSFT]の2019年度Q4決算が発表されました。

決算そのものは好調で、マイクロソフト[MSFT]株のホルダーとしてはうれしい限りなのですが、残念な点がありました。

それは、決算書を読んでも理解できないことが多かった点です。自分自身の問題なのですが…(汗)

ホルダーである以上、かつブログを始めた以上、わからないまま放置しておくわけにもいかず、わからないことはできるだけ調べてみることにしました。

今回の決算書を見て、重要であると思われるにもかかわらずよく理解できなかったのは以下の4点でした。

 

  • Officeは知ってるけど、Office 365って今までと違うの?
  • Dynamics 365って何?
  • LinkedInって何?
  • Azureってどんなクラウド?

前回は最初の2点について記事にしました。

 

今回は3点目のLinkedIn(リンクトイン)について調べてみたいと思います。

企業のホームページを閲覧した際に、LinkedIn(リンクトイン)のロゴを何度か見たことはあったと思うのですが、何かわからないままスルーしていました。

しかし、マイクロソフト[MSFT]の決算書を読んだ際にLinkedIn(リンクトイン)についての記載があったため、株のホルダーとしては調べておく必要があると考え、今回の記事を書くに至ったわけです。

 

スポンサーリンク

LinkedIn(リンクトイン)って何?

LinkedIn(リンクトイン)とは、ビジネス特化型SNSのことです。

Facebookはプライベート用SNSという位置づけで、LinkedIn(リンクトイン)はビジネス用SNSという位置づけのようです。

LinkedIn(リンクトイン)は2003年にサービスが開始されました。2016年12月にマイクロソフト[MSFT]に262億ドルで買収されています

現在の登録者数は5億人を超えているそうです。すごいですね。

しかし、他国と比較すると、日本での普及率はまだまだのようですね。

 

スポンサーリンク

LinkedIn(リンクトイン)で個人ができることは?

①名刺や履歴書として活用できる

個人のプロフィール画面に様々な情報を登録して、名刺や履歴書として活用することができます。

学歴や職歴はもちろん、これまでの業績も詳しく載せることができます。また、職場の上司などに推薦状を書いてもらって掲載することもできます。

また、複数言語で登録できることも魅力的ですね。外資系企業への就職や転職を考える時に、非常に有用だと思います。

 

②コンタクト(つながり)でネットワークを構築できる

他のLinkedIn(リンクトイン)メンバーやメールの連絡先につながりリクエストを送ったり、他のメンバーからのリクエストを承認したりして、ネットワークを構築していきます。これは他のSNSと同じですね。

ネットワークは、1次、2次、3次のコンタクトと、参加しているグループのメンバーで構成されます。

1次コンタクトは、相手からのつながりリクエストを承認したり、自分から送ったつながりリクエストが承認されたりすることによって、直接つながっているユーザーのことです。これらのユーザーとは、LinkedIn(リンクトイン)上でメッセージを送って直接連絡を取ることができます。

2次コンタクトは、1次コンタクトとつながりがあるユーザーのことです。いわゆる「知り合いの知り合い」ですね。プロフィールページの 「つながりを申請」ボタンをクリックするか、InMailというLinkedIn(リンクトイン)内のメール機能から連絡を取って、つながりリクエストを送信することができます。

3次コンタクトは 2 次コンタクトとつながりがあるユーザーのことです。いわゆる「知り合いの知り合いの知り合い」ですね。フルネームが表示されている場合は、つながりリクエストを送信することができるようですが、イニシャルのみ表示されている場合は、つながりリクエストは送信できず、InMailからのみ連絡を取ることができるようです。

 

③気になる企業をフォローして情報収集できる

LinkedIn(リンクトイン)内では、企業も会社ページを作成することができます。

ユーザーが気になる企業の会社ページをフォローすると、タイムラインに表示されるようになるので、最新の情報を収集することが可能になります。

 

④仕事を探して求人に応募できる

LinkedIn(リンクトイン)内には多くの企業が求人を掲載しているため、業種や職種などから求人を検索し、希望する職が見つかったらLinkedIn(リンクトイン)から直接応募することができます。

またLinkedIn(リンクトイン)内では、求人の広告も掲載されていますので、この広告から応募することも可能です。

 

LinkedIn(リンクトイン)で企業ができることは?

①会社ページでPRや営業活動ができる

LinkedIn(リンクトイン)内では、企業も会社ページを開設することができ、ブログ、動画、画像などを投稿できます。

これを利用して、自社の商品やサービスについてPRしたり、社会貢献活動の報告や求人などを行うことができます。

 

②会社ページを分析できる

会社ページを開設すると、分析機能を利用することができます。

会社ページのフォロワーや訪問者の数の推移や属性についての統計データを確認することができます。

また、投稿をアップデートした際の効果についても評価することができます。

 

③求人情報を掲載して人材を獲得することができる

会社ページには求人情報を掲載することができます。

しかもあらゆる言語で掲載することができるため、海外から人材を獲得することも簡単にできます。

また、企業側が人材を検索することも可能です。

 

④広告を掲載できる

LinkedIn(リンクトイン)内に広告を掲載することができます。

顧客となり得る層に絞って掲載することも可能です。

また、InMail機能を利用して、個人にダイレクトに営業することもできます。

 

LinkedIn(リンクトイン)の収入源は?

①企業による求人および広告の掲載

前述のように、企業はLinkedIn(リンクトイン)内に求人や広告を掲載することができます。

もちろん有料で、費用が支払われます。これが収入源の一つとなります。

 

②LinkedIn(リンクトイン)ラーニング

LinkedIn(リンクトイン)ラーニングは、各業界の専門知識やスキルを学べるオンライン動画です。社員の研修やスキルアップのために活用されています。

これを視聴するためのライセンスの購入費用も収入源の一つです。

個人で視聴する場合は、無料アカウントを有料版のプレミアムアカウントにアップグレードする必要があります。

 

③InMail

InMail機能を利用すれば、つながりのないLinkedIn(リンクトイン)メンバーに連絡することができます。

InMail機能を利用するには、無料アカウントからプレミアムアカウントにアップグレードする必要があります。

プレミアムアカウントであれば、InMailを追加購入することはできるようです。

 

④プレミアムアカウント

プレミアムアカウントには4つの種類があります。Plemium Career、Plemium Business、Sales Navigator Professional、Recruiter Liteの4つです。

プレミアムアカウントにアップグレードするのは有料ですが、以下のように様々な機能が利用できるようになります。(2019年8月8日時点)

1. Plemium Career(就活プラン)

・3通のInMailメッセージを利用することができます。前述したようにInMail機能を利用すれば、つながりのない採用担当者とも連絡がとれます。

・過去90日間にプロフィールを見た人と閲覧に至った方法をチェックできます。

・求人情報に応募すると、求人掲載者が確認する応募者リストに情報が優先的に掲載される「注目の応募者」という機能が利用できます。

・求人への応募者に関するデータをチェックできます。

・LinkedIn(リンクトイン)ラーニングを利用できます。

・月2990円です。

2. Plemium Business(ビジネスプラン)

・15通のInMailメッセージを利用することができます。

・過去90日間にプロフィールを見た人と閲覧に至った方法をチェックできます。

・特定企業の採用トレンドや社員数の動きを部署別にチェックできます。

・3次コンタクトまでのプロフィールを無制限で閲覧できます。

・LinkedIn(リンクトイン)ラーニングを利用できます。

・月4990円です。

3. Sales Navigator Professional(営業プラン)

・20通のInMailメッセージを利用することができます。

・プロフィールを見た人から営業先を開拓できます。

・取引先や見込み顧客に関する情報を取得できます。

・3次コンタクトまでのプロフィールを無制限で閲覧できます。

・プレミアム検索を利用することで膨大な検索結果の中からピンポイントで検索ができます。

・有力な営業先を見つけることができます。

・月6490円です。

4. Recruiter Lite(採用プラン)

・30通のInMailメッセージを利用することができます。

・過去90日間のプロフィール閲覧者を全員チェックできます。

・3次コンタクトまでのプロフィールを無制限で閲覧できます。

・プレミアム検索を利用することで膨大な検索結果の中からピンポイントで検索ができます。

・ダイナミック提案機能で検索からもれた人材を発掘できます。

・プロジェクトフォルダーで候補者を効果的に追跡できます。

・候補者のデータベースを一括で管理できます。

・月9490円です。

 

Plemium CareerとPlemium Businessは就職活動や転職活動を行っている個人が活用できるプラン、Sales Navigator Professionalは営業活動に活用できるプラン、Recruiter Liteは採用する側が活用できるプランのようです。

前回Dynamics 365について調べた際に、Dunamics 365のTalentというアプリがありました。

Office 365 と LinkedIn の機能を活用して、人材の募集、採用、オンボーディングに役立てるアプリということでしたが、おそらくこのRecruiter Liteを活用して人材の募集や採用を行い、LinkedIn(リンクトイン)ラーニングを活用して社員研修を行うということなのではないかと思われます。

まとめ

今回は、LinkedIn(リンクトイン)について記事にしました。

 

これはすばらしいツールだと思いますが、日本でなかなか普及しないのはもったいないですね。

日本では転職活動が盛んでないことが理由の一つなのでしょうか。

日本でLinkedIn(リンクトイン)の普及が遅れていることで、優秀な日本人が自分を海外に売り込むチャンスも、日本企業が優秀な外国人を雇用できるチャンスも失ってしまっているのかもしれません。

 

LinkedIn(リンクトイン)買収額はかなり高額でしたが、マイクロソフト[MSFT]はソフトやクラウドと融合することでうまく活用できているのではないかという印象を持ちました。

今後もLinkedIn(リンクトイン)が普及してユーザーがさらに増えることで、マイクロソフト[MSFT]の業績もさらに伸びていくことを期待したいですね。

 

次回は、Azureについて記事にしたいと思います。

スポンサーリンク
おすすめの記事