プロクター・アンド・ギャンブル[PG]の2019年度Q4決算~受取配当金&配当金再投資とともに~
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はじめに

7月30日にプロクター・アンド・ギャンブル(以下P&G)[PG]のQ4決算が発表されました。

また、先日、P&Gから配当金を受け取りました。

P&G社は、1837年に米国オハイオ州シンシナティで小さな石鹸・ろうそくメーカーとして誕生したのが始まりです。現在は世界180か国に展開する世界最大の日用消費財メーカーとなっています。

連続増配はなんと62年!日本の連続増配年数1位の花王で29年ですから、2倍以上ということになります。すごすぎますね。

今回は、P&Gから今月受け取った配当金と、今さらながら2019年度Q4の決算についてです。

 

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P&G[PG]からの受取配当金

今月、P&Gから受け取った税引後配当金は$127.63でした。1株あたりの配当金は$0.745で、利回りは約2.51%です。

先ほども書きましたが、P&Gは62年連続増配中です。しかも128年連続で配当を支払っているそうです。すごいですね。

配当金をいただきましたので、早速配当金再投資を行いました。

 

ティッカー 購入単価 株数 手数料
PG $119.42 1 $0.58

 

米国株最低取引手数料無料化に伴い、配当金再投資を躊躇なく行えるようになりましたが、これ何回やってもなぜか無性にうれしくなります、

長期投資家らしくなってきたと言われればそうなのかも知れませんが、ちょっと病気ですね(笑)

 

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S&P500とのパフォーマンスの比較

恒例となりました、2018年のAnnual Reportに掲載されているS&P500との比較です。

2013年6月30日に$100投資して、配当金をすべて再投資した場合の2018年6月30日までの5年間のパフォーマンスを、S&P500とS&P500生活必需品セクターIndexと比較しています。

 

2013 2014 2015 2016 2017 2018
PG 100 105 108 121 128 119
S&P 500 Index 100 125 134 139 164 188
S&P 500 生活必需品セクター Index 100 115 126 150 154 148

 

なかなかツラい結果ですね。

ここしばらくは上げ相場だったのでS&P500をアンダーパフォームするのは仕方がないにしても、同じ生活必需品セクターのindexも大きく下回りました。

こういうディフェンシブ銘柄は不況時にこそ本領を発揮するのでしょうけど、5年間でS&P500の約63%というのはちょっと寂しい数字ですね。

しかしここ1年間でかなり株価が上昇しましたので、この差は縮まっていると思われます。

 

P&G[PG]の2019年度Q4決算

では、7月30日に発表されたQ4決算を見ていきましょう。

 

EPS 売上高
予想 $1.05 $168.6億
結果 $1.10 $170.9億

 

EPSおよび売上高ともに予想を上回りました。

 

では詳しく見ていきましょう。

売上高は前年同四半期に比べて4%の増加でした。為替と買収・売却による影響を除外すると、7%の増加でした。為替の不利な影響によって4%の減少でしたが、出荷量が3%増加し、価格も値上げにより3%増加したためです。

 

ビューティー部門の売上高は8%の増加でした。

スキンケア分野では、市場の拡大、イノベーション、高価格帯SK-ⅡブランドやOlayスキンケアの成長、値上げによって売上高は10%台半ばの増加でした。

ヘアケア分野の売上高は、イノベーションや通貨安による価格上昇の影響によって1桁台前半の増加でした。

 

グルーミング部門の売上高は4%の増加でした。

カミソリ分野は、出荷量の減少で一部相殺されたものの、先進国での成長、通貨安による価格上昇の影響で売上高は1桁台前半の増加でした。

電気カミソリ分野では、イノベーションや先進国での成長や値上げによって売上高は2桁の増加でした。

 

ヘルスケア部門の売上高は10%の増加でした。

オーラルケア分野では、イノベーション、先進国での成長、高価格歯ブラシと歯磨き粉の成長、値上げによる影響で、売上高は1桁台後半の増加でした。

ヘルスケア分野では、イノベーション、冬における咳やカゼの増加、先進国での成長、この分野の平均価格より高い呼吸器系製品の成長の影響により10%台半ばの増加でした。

 

ファブリックケア&ホームケア部門の売上高は10%の増加でした。

ファブリックケア部門では、イノベーション、市場の拡大、通貨安による価格上昇、高価格製品の成長の影響で、売上高が2桁増加しました。

ホームケア部門ではイノベーションや通貨安による価格上昇によって、売上高は2桁台の増加でした。

 

ベビーケア&フェミニンケア&ファミリーケア部門の売上高は5%の増加でした。

ベビーケア部門では、出荷量減少によって一部相殺されたものの、通貨安による価格上昇、高価格製品の成長によって、売上高が1桁台前半の増加となりました。

フェミニンケア部門では、イノベーション、高価格帯製品の成長、通貨安による価格上昇によって、売上高が1桁台後半の増加となりました。

ファミリーケア部門では、イノベーション、値上げの影響により、売上高は1桁台半ばの増加となりました。

 

P&Gの10部門とは?

現在、P&Gは製品を以下の10部門に分けています。

 

  • ファブリックケア
  • ホームケア
  • ベビーケア
  • フェミニンケア
  • ファミリーケア
  • グルーミング
  • オーラルケア
  • ヘルスケア
  • ヘアケア
  • スキンケア

 

せっかく10部門に分類してはいるのですが、決算では①ビューティー(ヘアケア&スキンケア)②グルーミング③ヘルスケア(オーラルケア&ヘルスケア)④ファブリックケア&ホームケア⑤ベビーケア&フェミニンケア&ファミリーケアの5部門にしていますね。

しかし確かにじっくり見てみると、このまとめ方にはちゃんと理由があります。

 

  • ファブリックケア&ホームケア→洗剤
  • ベビーケア&フェミニンケア&ファミリーケア→紙製品
  • ビューティー→女性用
  • ヘルスケア→医薬品・歯科用品
  • グルーミング→男性用

 

2019年度Q4の売上高順に並べると以下の通りです。

売上高
ファブリックケア&ホームケア $5653
ベビーケア&フェミニンケア&ファミリーケア $4501
ビューティー $3190
ヘルスケア $2038
グルーミング $1596

 

前述したようにもともとは石鹸・ろうそくメーカーが始まりなのですが、今でもやはり洗剤が全売上高の約3分の1を占めているわけですね。

そこに紙製品も加えると全売上高の約65%を占めることになります。

 

では、それぞれどういった製品があるか見てみましょう。

部門 代表製品
ベビーケア パンパース(おむつ)
ファブリックケア Tide(洗濯用洗剤)、アリエール(洗濯用洗剤)、Downy(柔軟剤)
ファミリーケア Bounty(ペーパータオル)、Charmin(トイレットペーパー)、
フェミニンケア Always(生理用品)
ヘアケア Head&Shoulders(ヘアケア)、パンテーン(ヘアケア)
ホームケア Dawn(台所用洗剤)、ファブリーズ(消臭芳香剤)、Ambi pur(消臭芳香剤)
グルーミング ブラウン(電気カミソリ)、ジレット(カミソリ)
ヘルスケア ヴィックス(咳止め薬・かぜ薬)
オーラルケア Crest(歯磨き粉・マウスウォッシュ)、Oral-B(電動歯ブラシ)
スキンケア Olay(フェイス・スキンケア)、SK-Ⅱ(アンチエイジングフェイスケア)

 

日本で販売されている製品もされていない製品もありますね。

少し興味を持ったのは「ヴィックス」です。

日本では「ヴィックスのど飴」と「ヴィックスヴェポラップ」という"ぬる風邪薬"しか知りませんでしたが、海外には「ヴィックス」ブランドで様々な咳止め薬やかぜ薬があるようです。

しかも、「これってP&Gだったっけ?」と思ったら、2002年以降は日本では大正製薬が取り扱っていました。

 

まとめ

今回は、P&G[PG]の2019年度Q4決算についてと、受取配当金&配当金再投資について書きました。

「決算記事は早さが命」にもかかわらず、相変わらず記事にするのが遅すぎますね。

もう少し早くアップできるように頑張っていきたいです。

P&G[PG]株は62年連続増配の安定のディフェンシブ銘柄ですので、これからも淡々とホールド&配当金再投資をしていきたいと思います。

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